江戸時代から続く唐長のこだわり「雲母(キラ)」

「雲母(キラ)」

KARACHO x PAIKAJIのシャツを目にした人が驚くのが、生地に含まれるきらめき。
特にプレミアムシャツはシャツに特殊な方法で貼られた和紙に惜しげも無くきらめく「何か」が散りばめられている。「散りばめられている」というより「漉き込まれている」のだ。

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今回はちょっとテクニカルな話。

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この「何か」、これが「キラ」と呼ばれる雲母の微粉末。雲母はケイ酸塩鉱物、つまり鉱物。キラキラとした薄く剥がれる層が特徴で、子供の頃、科学実験室の石の標本の中に入っていた記憶がある人もいるはずだ。 唐紙にはこの雲母をサラサラな非常に細かい粉末にしたものを泥絵の具に混ぜて使われている。唐長ではこの微粉末の粉を昔から「キラ」と呼んでいる。

唐長の11代目、千田堅吉さんは「キラキラしてるからキラ」って言っていた。

PAIKAJIが唐長とのコラボを決めた時、最も試行錯誤を繰り返したのがいかに「唐紙」をテキスタイル(生地)で表現するかということ。つまりいかに布にひそやかなきらめきを表現するか、ということだった。

「キラを漉き込んだ和紙を作っていただけませんか?」

和紙の産地や作家さんにお願いしても、「それは難しい」と拒否され続け。けれどどうしても唐紙をテキスタイルに落とし込みたい・・・。
それはやっぱり不可能なのか。でも諦めたくない、と思った時、以前にキラを漉き込んだ和紙を作ったことがある、という和紙作家さんにたどり着くことができた。
それが大阪在住の明松政二さんだった。

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明松さんの工房に伺い、話し合いを進めること数ヶ月。試行錯誤の結果、楮と雁皮を混ぜた「鳥の子」という最高品質の和紙にキラを入れ込んで漉くことに。

しかし、これが生半可な仕事じゃない。
そこから明松さんの技と知識に頼って、また数ヶ月。

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最初のプレミアムシャツのキラの分量は30枚の和紙に25g。しかもこのキラはなんと1gが4000円、というふんだんには使えない貴重品。

ほんの少しの量のようだが、1g違うだけで色合いも風合いも全く仕上がりが違うのだ。色合いは唐長の12代目が作った唐紙の色に合わせる。量や漉き方、これが明松さんにしかできない塩梅と技!

このキラの液体を和紙の元となるドロドロの液体に入れて漉く。そして薄いキラ入りの繊維の層をそーっと水の中で重ね、3層。

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大阪の明松さんの工房の外で自然光を浴びて、鉱物の微粉末と植物の繊維の混じった液体がゆっくりと「和紙」へと変化する。

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出来上がる、というより「生まれてきた」和紙は、繊維の中に藍色のキラが潜み、光を受けてきらめく。
世界で1枚しかない和紙!

PAIKAJIの思いを受けて、唐長12代目・千田誠次さんが琉球藍の色合いにあっわせた色の唐紙を擦り、その伝統や色や思いを受けて和紙作家・明松政ニさんが熟練の技と感性で生み出した珠玉の「キラ入りの和紙」。

思いと技が繋がり込められていく。

これこそPAIKAJIのシャツへの思い。

アップにしてよーく見て欲しい。
楮と雁皮の繊維がしっかり見えるでしょう。そこには光を受けて妖しげに、ひそやかにきらめくキラの粒々!

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KARACHO x PAIKAJIのプレミアムシャツには、明松さんが1枚1枚漉いた和紙が20枚、使われている。

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またキラは使っていないものの、国産オーガニックリネンにキラの輝きを表現したのが Indigo Blue、Moca/Blackの2種類のシャツ。
こちらもキラの品のある輝きを表現するのに試行錯誤。これはまた後ほど。




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