Hibiscus Yarn – 沖縄のアイコニックな素材”ハイビスカス”との出会い。

2015年5月8日

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沖縄と言えば、青い空、青い海、そして”ハイビスカス”を思い浮かべる方も沢山いらっしゃると思います。しかしハイビスカスが繊維として利用されているのをご存知ですか？

PAIKAJIは2015S/Sにてハイビスカスを繊維として利用したアイテムを発表。

今回はその裏側に迫ります。

沖縄県内の植物から繊維を作る研究・開発をする中嶋さんとの出会い

沖縄県今帰仁村、廃校になった中学校の跡地に沖縄の植物で糸を開発する有限会社中嶋プランニングはあります。中嶋さんは沖縄県内で生育している植物で糸を開発することはできないかと事業を始めました。

「沖縄の至る所に咲いているハイビスカスが強く印象に残っていた。ハイビスカスを研究していくうちにどんどんその魅力にはまっていった。」と中嶋さん。

南国を象徴するハイビスカスは沖縄でどこでも見られ、沖縄県民としては死者の後生の幸福を願って墓地に植栽する後生花（ぐそうばな）として、また畑の防風林として利用されたり葉は牛やヤギの餌にも使われるなど身近な存在です。

様々な沖縄の植物を使い試行錯誤した結果、ハイビスカスが製品になるまでの可能性を持っていることにたどり着きました。

ハイビスカス素材の可能性

PAIKAJIは中嶋さんの研究開発の熱意と沖縄を代表するハイビスカスという素材に感銘を受け、この今までにない新しい素材で、プロダクトを作りたいとの思いから今回のセットアップが生まれました。

麻の様な独特のシャリ感のある風通しの良い涼しげな素材というところからPAIKAJIの製品にマッチ。

イタリアフィレンツェで開催されたPITTI UOMOでの反応も上々。

これからも沖縄の素材とリンクしながらPAIKAJIの世界観を世界へ伝えていきます。